いよいよ「カヲリの木」をオープン!場所は下北沢!!

三軒茶屋から下北沢へ通じている茶沢通りにある「ゆめみ亭」でのランチ時代を終え、
やはり自分たちの本当にやりたいことを実現させるには、かの焙煎のコーヒーをじっくり淹れる場所と
あまのの本業であるリフレクソロジーができる場所が必要と実感。
かの自宅近くの下北沢で場所を探し始めた。

資金がないので路面店や広いマンションなどは到底借りられるはずもなし、
手ごろなマンションでも営業を許可してもらう場合、保証金が跳ね上がる。
足が棒になるほど歩いていろいろ探して諦めかけたとき、
不動産屋さんから「マッサージなどのサロンとしてなら居住用と同じ金額でいいところがある。」
との嬉しい連絡が入る。見に行ってみるとそこは地下1階。
薄暗い階段を降りてさらに奥から2番目の部屋だった。
ドアを開けてみると奥のベランダに木々が見え、木漏れ日が入っていた。
地下なのに坂になっている為、部屋の反対側は1階になっていてベランダの外は小さな庭になっていたのだ。
場所は非常にわかりにくいが、駅からは3分の距離でベランダ側の景色がいいので
この場所に決めた。大家さんもとてもいい方で、営業も許可してくださった。

さあ、場所が決まったらすぐに行動。できるだけOPENまでの時間を短縮させる為
手際よく準備しなくては・・・!賃貸契約日から10日という短い期間で準備することにしました。



借りてから5日目。リサイクルショップや骨董店を
巡って見つけた棚や椅子を配置してみる。
「あ、ぴったり!」うまく入った時は大喜び♪

家で使っていたペニーワイズのパインの
テーブルも塗りなおして再デビュー。
アンティークの雰囲気が出てきました。

open当日。何とか店らしく
なったでしょ!?

天然酵母の「パンの日」には試食ができる
コーナーを作って皆さんに食べて頂きました。

入り口の様子。暗い廊下に
ひっそりと看板があります。

入り口を入ってすぐアロマコーナー
があり、自分でクリームなど
作れるようになっています。

ここが奥のカフェコーナー。
6帖のスーペースの半分です。
右奥が書斎部屋。右半分がリフレコーナー。

ここがリフレルーム。
随分小さなスペースです。
でも、手作りの壁を作って
個室になっています。

おくの書斎部屋。ここは一人で
ゆっくりとコーヒーを飲んで頂く
秘密のスペース?です。

小さなベランダコーナー。暖かい日は
ここでコーヒーを飲む人も。

日本茶のメニューも充実。

下北でも講座を定期的に
行っていました。この頃は模様替え
してカフェは手前の部屋で、本棚
の奥がリフレルームに。

下北沢では月9万5千円の家賃を支払っていました。本来ならこの金額プラス自分たちの給料をそれぞれ月5万円として
最低利益を20万円ほど出したいところでした。そうすると、10時〜夜8時くらいまで営業しないと難しいことは判っていましたが
私たちには小学生の子供が二人いますので 営業時間はどんなに頑張っても10時〜5時がギリギリでした。
その上、飲食店の営業はできませんから、リフレの待合室としてのご利用という形でコーヒーを飲んで頂くという
前代未聞の苦肉の策でした。リフレを待って頂いている間のコーヒータイム。あるいは、リフレの後のコーヒータイム。
(実際には、コーヒーやお茶、紅茶だけを楽しまれる方、リフレだけを楽しまれる方などご利用方法はいろいろでした。)

オープンの日はお客様は3名ほど。ゆめみ亭時代にお知り合いになれた飲食店のママさんが景気付けに来て下さいました。
午後からはやはり知合いでいろいろ協力してくださった方などです。
それから1週間ほどは知り合いの方がちらほら来てくださいましたが、11月に入ってからは一人もお客様が
来ない日もあり、少しづつ焦りが出てきました。果たして家賃は払えるのだろうか???

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12月はカヲリの木オリジナルの天然酵母のシュトーレンをあまのが開発し、
自家焙煎とのセットでクリスマスギフトやお歳暮需要などで毎日がギフト
ラッピングして出荷する毎日が続いた。まだその頃はミルの容量は極めて
小さく
、想像を絶する量を100gづつ細々挽いていたのだった。
しかしながらこの年末需要のおかげで、通常の3倍以上の売上げを
達成することが出来、「これで年を越せるね!」と喜びあったものだ。

あまのは毎日のようにしっかりとシュトーレン作りに励み、満員電車で
運ぶのに大変苦労した。その時パンをやく大きな力になってくれていたえんどうもあまのとはまた
違ったタイプのおいしいシュトーレンを焼いてきて、2003年カヲリの木のシュトーレンは
大変好評で、70本以上すべて完売した。

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1月に入り、HP作りに一層力を入れ、コーヒーやリフレの情報をわかりやすくまとめる
作業に追われていた。お店のレイアウト変更もしてみた。
そして、何よりもこのわかりにくい場所に足を運んでいただくことがまず第1と考え、

自分たちでチラシを500枚程印刷し、時間の合間を見ては交代でチラシ配りをした。

それから暫くたった頃だろうか、チラシにつけた割引券を持ってお客様がちらほらきて下さるようになった。
リフレクソロジーもモニターさんを募集して3回コース・5回コースというかたちで
続けてきてくださるようになり、リフレのあとにコーヒーを召し上がってお話などしながら
ゆっくり過ごしてくださる方もいらっしゃった。私たちもゆっくりしてもらえて嬉しかった。
しかし売上は一向に伸びず、1月は赤字だった。12月のストック分で何とかしのいだ。

2月に入り、イベントが続いた。
aconicoという二胡とアコーディオンのユニットのライブを主催することに!
『松陰コモンズは、世田谷にある築150年の古民家です。この古民家で二胡と2台のアコーディオンのユニット、
aconicoが新春ライブをやります!イラストレーター・あわたさちこさんの中国をテーマにしたイラストとともにお楽しみいただきます。
会費:1500円※費用の中に1ドリンク(コーヒー・紅茶・日本茶)イラスト鑑賞、ライブ代が含まれます。 』
と、こんな内容だった。ライブなど主催したことがなかった私たちだったが何とかいろんな方のご協力を得て
無事に開催することができた。ライブの内容は大変好評で、二胡の調べが古民家に染み渡るようだった。

もう一つのイベントはバレンタインギフト。コーヒーとチョコレートケーキの詰め合わせのセットだ。
もちろんコーヒーはカヲリブレンド。チョコレートケーキは二人で一気に10個焼き上げた!
箱詰めしてきれいにラッピングして発送。
チョコレートケーキはすごく濃厚。最高級のフランスチョコをふんだんに使用し、生クリームを惜しみなく
混ぜ込んだ、自分たちで言うのもなんだが、なかなかの逸品だと自負している。
ギフトを頼んでくださったお客様からも喜びの感想のメールなどを頂いた。コーヒーと一緒に楽しんでもらえたようだ。

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